え!ライターで記者ハンドブック持ってないのってモグリじゃね??

本日は、クーリングオフしたので10万円でお仕事!連載企画をお届け!
きむ兄さんの連載です!

今回はライターとしての話です。3月にこんな本を買いました。

ニュースなどを全国各地のメディアに配信している共同通信社が発行している「記者ハンドブック」です。

 

取材記者が原稿を書くときに正しい日本語の使い方の指標としていて、私がいたテレビ報道の現場でも使われていました。

左が13版、右が最新版の14版

こうした日本語ガイドは新聞社をはじめNHKからも出版されていて、特に報道の仕事をメインにしていたときは、ほぼ全てのスタッフの原稿作りの指針として使われていました。

 

このときに日本語の正しい使い方をたたき込まれ、それが今の自分の血肉となっているのです。今回はジェンダーに関する表現なども指針に盛り込まれていて、時代に即したものになっているのがさすがだなーと。

日本語の表現や使い方は時代によって変化していくものです。

 

例えば「破天荒」という言葉も、以前は(本来は)「誰も成し得なかったことをすること」を指すのに、現代は「豪快で大胆な様子」で使われることが多いわけです。

こうなると、「日本語の乱れが!」という話になりがちですが、本来の意味は知りつつ「現代はこうだよねー的」な使い方が出来ていればいいと思うのです。こうした本を1冊読むだけでも、いろいろ分かって面白いしネタにもなるので、読んでみるのも良いんじゃないかなと思います。

読み物としても面白いのですが、一つだけ言いたいのはライターやら物書きをするなら、1冊は手元に置いておくといいと思います。今回は6年ぶりの改訂で14版が3月に出たばかりですし、成果物としての原稿を書いている人は日本語の誤字を防ぐ意味でも保険になります。

よくある間違いの一つが「ラーメンの味を追及する」。これは漢字が間違っています。結構残念なやつ。

 

誤字脱字を防ぐ意味で、私が使っているのがもう一つ

日本語入力ソフトでお馴染みのATOKの校正ソフト「ATOKクラウドチェッカー」です。書いた原稿をここに貼り付けて、チェックボタンを押すと表記揺れや誤字脱字などを指摘してくれます。

ライターとして書けば書くほど、文章はうまくなっていきますが、「正しい日本語」の使い方はある程度の知識が必要です。私は報道時代にハンドブックの中身の殆どを頭に入れていたので、だいたいの誤字は防げるようになったので(もちろんそれでも誤字はやってしまいますが…)良いスキルを手に入れたなと、報道現場に感謝しております。

文章作成の参考になればと思います。

この記事を書いてくださったのはきむ兄

合同会社TEENAGE EMOTION代表「いいモノは須く世に広まるべきである」放送作家歴15年。ライター・インタビュアーとして取材記事数百本作成。中小・地方・ベンチャー企業数社の顧問としてメディア露出や売上↑を話題作りの企画でサポート。クラファン・採用広報のページ作成。日本語のオンラインサロン主宰。福岡らぶ。サウナー

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